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観たり聴いたり

浮いたり沈んだり

ayabambi@2016紅白と、ダンスをメディアに乗せるって難しいなという話

夏から秋口にayaさんbambiさん間で色々あったみたいでお二人での活動を楽しみにしてる身としては本当に揺らされたけど、2016年の紅白も椎名林檎の後ろにいてくれてよかった。

カメラアングル見てると、椎名林檎がずっとこだわってるシンメトリーを強く意識していて、ayabambi自体のコンセプト(彼女たちはそんなこと明言してないけれど)のように見えるもの、もシンメトリーであったり一心同体だけれど違う人間の一対、とかそういうワードから導かれるので、椎名林檎にはやっぱりayabambiなんだなと。

で、今回の紅白にはダンスの有名どころだとイデビアンクルーの井手茂太さんとか菅原小春さんも出たり振り付けたり、土屋太鳳は身体表現力あるなあ女優として強いよなあ、と思わされ、やっぱり星野源のバックはELEVENPLAYだし恋ダンスはMIKIKO先生で、ここに水曜日のカンパネラが出てたら川村美紀子が出ていたかもしれないのに!!と思った。

ayabambiMIKIKO先生は普段からショーやMV、ステージで映える振り付けをたくさんやってるけど菅原小春さんはジャンルが違うわけで、坂本冬美のステージは見てて歯痒さばかり募った。菅原小春さんを全く活かせていなくて、NHKのとりあえず呼んどきました感よ。ほんとうに怠慢でしかない。かと言ってどうすれば坂本冬美の歌が聴けてかつ菅原小春のダンスが伝わるのかというと私もわからない。そもそも無理な話なのかも。そういうわけで年末の締めはもどかしさばかり感じる結果となった。

今年というか今年度末はコンテンポラリーダンス充実してて、横浜ダンスコレクションの名和晃平森山未來世田谷パブリックシアターのピーピング・トム、彩の国芸術劇場ではヴッパタール。来年度のGWは池袋の東京芸術劇場ローザス。忙しい。

あと、昨年Mステに出てたライゾマティクスとELEVENPLAYのパフォーマンスは、カメラアングルのせいか全く楽しめなかった(でもあれってカメラアングルが肝なのでは)。新しい技術としては面白いところがあるのかもしれないけど、それをダンスパフォーマンスと一緒にして楽しめるところまでは昇華されていないと思った。

齢を重ね体が思うように動かなくなればなるほど、身体で語れる人はなんと強いことかと思う。言葉が通じなくとも、特別な道具がなくとも、身体ひとつで語り、伝え、表現できるのだから。